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2017/01/23

【注意】減薬中の抗生物質



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断薬541日目。
今朝は、久しぶりに運動とGABA受容体回復を兼ねて徒歩通勤しました。
歩くのは気持ちいいですね。


ところで
実際に、減薬中に抗生物質投与で 酷い離脱症状に合われた方いることを知り、
注意喚起しておいた方がいいと思い 記事を書きました。


アシュトン・マニュアル 序文より
http://www.benzo-case-japan.com/ashton-manual-2-japanese.php
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何らかの理由で抗生物質は、時に離脱症状を悪化させることがあるようです。しかしながら、抗菌剤の一種であるキノロン剤は、実際にベンゾジアゼピンをGABA受容体の結合部位から外します。これらはベンゾジアゼピンを使用中あるいは減薬中の人に、激しい離脱を引き起こす可能性があります。ベンゾジアゼピン離脱中に抗生物質を摂取する必要があるかもしれませんが、可能ならキノロン剤は避けるべきです(少なくとも6種の異なるキノロン剤があります。疑問がある時は主治医に問い合わせてください)。
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重要な箇所はここです。
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何らかの理由で抗生物質は、時に離脱症状を悪化させることがあるようです。
しかしながら、抗菌剤の一種であるキノロン剤は、実際にベンゾジアゼピンをGABA受容体の結合部位から外します。
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「キノロン系の抗生物質は、ベンゾジアゼピンと GABA受容体の結合をはずす」
ということは、減薬中に更に 減薬することになるので、離脱症状が強く出る可能性があります。


減薬中に、抗生物質を処方されるような局面になった場合、
必ずしも飲まなくてもよい場合は、医師とよく相談して、避ける選択もあるかもしれません。

ちなみに抗生物質は細菌の細胞壁の合成を阻害するため、細菌には効果がありますが、
ウィルスには効きません。だから 風邪(アデノウィルス)には不要なものです。

どうしても飲まなければならない場合(細菌系の疾病)は、キノロン系は避けたほうがよいかと思います。

もちろん最悪命にかかわる緊急性を要する感染症で、抗生物質が必要な場合は、
抗生物質投与も止む無しの局面もあるかもしれません。

その場面で最も優先する事象を考慮して対処する必要があります。

あまり臆病になり過ぎて、疾病を悪化させるのも困りますが、
とりあえず知識があれば、何か起こった時に、対処が可能です。

もし、抗生物質使って、離脱症状が酷くなったら、これを思い出してください。
ベンゾを一時的に増量して急場をしのぐとか、対処が可能です。

知識がなくて、何が起こったのかわからないとパニックになりますが、
知識があり、原因がわかれば、何を優先させるか判断出来ると思います。


キノロン系抗菌薬
http://www.okusuri110.com/biyokibetu/biyoki_cnt_22-06.html

クラビット、タリビッド、シプロキサン、オゼックス、トスキサシン、バクシダール、バレオン、スオード、アベロックス、グレースビット
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コメント

非公開コメント

大きな離脱なく断薬は凄いですね?ギャバ回復の為運動とありますがまだ離脱完了じゃないのですか?

水虫親分さんへ

脳の中は確認しようがありませんが、100%回復じゃないと思ってます。
断薬して、離脱症状等はありませんが、でも ベンゾに依存する前の健康な脳に出来うる限り近づける努力はずっと続けたいと思ってます。
そして、GABA受容体はともかく、運動やウォーキングは体に良いですからね。

微量ずつ減らす、忍容不能な離脱症状が出たら量を戻す、長期間ステイをする。
これらを実行すれば、辛い症状なしに、断薬出来るはずです。

ワイパックス様

コメントの更新、ありがとうございます。
ワイパックスさんはアルコールは、減薬中、そして断薬後はどうされてました?

また、回復は100%ではないと書かれてましたが、イメージ的には何パーセント位まで戻った感じでしょうか?

*私は飲めますが、無くても困りません。

私もワイパックスさんにお聞きしたいです。
離脱症状(後遺症)はまったくないのですか?
断薬して1年位ですが、耳鳴り動悸ふらつきなどがあります。
だんだん回復はしていますけど。
離脱症状はないけど100%回復していない、
というのはどういう状態なのかわかりにくくて…。
ごめんなさい、参考までに教えていただけたら嬉しいです。

返信

■たんぽぽさん

私はアルコールは全く飲めないのです。
アルコールも脳に作用し、依存性もあるので、控えたほうがいいような気がします。

回復については、QOLを下げるような離脱症状はないのですが
まだ音は気にならないものの耳鳴りとか残ってますし
100%でないことは確かです。
そして、一度消滅したGABA受容体が完全に元に戻るという甘い考えもありません。
出来る限りベンゾに依存する前の脳に近づける努力をし続けるため 100%でないといいました。

症状が無ければ 100%回復というなら、95%以上は回復しているのではないかと思います。 


■るるさん

たんぽぽさんへの返信で説明した通りです。

水虫親分さんへの返信が良くなかったですね。
生活レベルを落とすような離脱症状はないと書くべきでした。
耳鳴りは、普段は全く聞こえないのですが、周囲が静まりかえる時 キーンと聞こえます。
耳鳴りは ブログにずっと書いていたし、収まったとも書いてないので
ずっとブログを見てる方はわかっていると思ってました。

離脱症状があっても 不快でなく、QOLを下げないなら、離脱症状はないと考えてもよいと思ってます。
 

とても凄いことが起きている! (連投、恐縮です。

昨年12月30日に、ワイパックスさんのブログのアクセスカウンタは4.4万人でした。(私の記憶が違ってたらご容赦下さい)

一月経っていない1月24日の今日で、すでに4.8万人です。

ワイパックスさんのブログは、4年位の歴史があると思いますが、この1カ月で0.4万人増えました。
今後も爆発的に増えるかもしれませんね。

それほど、日本人でベンゾジアゼピンに苦しんでいる方が多く、その方たちにとって一番ためになり、勇気付けられるのは、ワイパックスさんのブログであるという事は間違いないと思います。


アクセスカウンタはなによりの証明です。

ワイパックスさんのブログを訪問すると、本当に明るい気持ちになれます。

本当にありがとうございます。

今更ですが、お礼を申し上げたくなってしまいました。
(お忙しいのに、必ずコメントを返していただける事にも感謝しております。少し頼りすぎかもしれませんね、、、)

お互い明日は仕事ですね!


おやすみなさい。

お返事ありがとうございます

酷い離脱が出てないと言うことですが断薬後か良くなってる症状もあるのですか
それとも症状は変わらず断薬後からずっと順調ですか

たんぽぽさんへ

■たんぽぽさんへ
たんぽぽさん いつもコメントありがとうございます。
アクセスカウンタは 最近ほとんど見てなかったのですが、そんなに伸びているのですね、
私の断薬は終えているので、今から減薬する方、減薬中の方に いかに有用な情報を残すかだけを考えています。
アクセスカウンタが伸びれば、それだけ色々な人に情報が目に留まる機会が増えます。
既に私のブログを参考にして水溶液減薬で、断薬を終えている方も数名いるようで、そういう方達がもっと増えるといいと思います。
たんぽぽさんも、ゆっくり 時間かけて 微量ずつ減らしていけば、必ず断薬出来ると思います。
いつも暖かいコメントありがとうございます。

水虫親分さんへ

まず、減薬中も、断薬後も 1日たりとも 会社を休んでいないことを申し上げておきます。
離脱がきつくて、仕事の効率が落ちた記憶もありません。
なので、断薬後から 続いていると はっきり記憶している離脱症状は 耳鳴りだけです。
なにか、他にもあったような気がするのですが、ブログを全部 読み返してみないと思い出せません。
とにかく、断薬後から、今も残っている症状は 耳鳴りだけで、それは 短い周期(数日か、数週間)で 変動しながら、段々収まってきているように思います。

ワイパックスさんへ

お忙しいのに、お返事どうもありがとうございました。
はっきりわかる症状は耳鳴りだけなんですね。
私も耳鳴りはしたりしなかったりと落ち着いてきていて、
ずっとしていた頃からさほど気にしていません。
同じ症状でも、不快で耐えられないという人もいるので、
慣れもありますが、症状を受け流せるかどうか、
そういう受け止め方の個人差も関係ありますね。
完全に回復はしなくても、より良くを目指して努力します。
ワイパックスさんも、より健康になりますように!
ありがとうございましたm( )m

はじめまして

はじめて投稿させていただきます。自律神経失調症の抑鬱状態からレキソタンを10年も飲み続けて、現在自分で減薬中です。今まで、本当に失敗の連続。ピルカッターも剃刀も電子天秤も、いろいろ使いましたが、酷い離脱状態で再服薬増量の日々でした。でも、水溶液タイトレーションは、小さな一筋の光を感じました。焦らずゆっくりやっていきます。ありがとうございました。

sayokoさんへ

はじめまして。
水溶液による減薬は、「漸減量を自分で自由自在にコントロール出来る」というメリットがあります。
これは結局「離脱症状をコントロール出来る」ことに繋がります。
離脱症状さえコントロール出来れば、減薬はスムーズにいくはずです。
頑張ってください。


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